2015年 ペルセウス座流星群 方向&方角とピーク時間帯は?
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最終更新日:2015/06/15
空模様
夏の風物詩、ペルセウス座流星群が今年もやってくる!
今年も天体観測にうってつけの季節、夏がやってきました!
最近では星空を観測する人も増え、その名が知られてきた「ペルセウス座流星群」2015年、今年は一体どんな天体ショーが見られるんでしょうか。
ロマンチックなカップルで観測するもよし、家族や友人とわいわい楽しみながら観測するのもよし、一人でしんみりと観測するもよし、そんなペルセウス座流星群の魅力に迫ってみました。
ペルセウス座流星群とは?どんな流星群なの?
ペルセウス座流星群は、しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで、年間三大流星群の1つです。
ペルセウス座を拠点に現れる流星群として、2000年以上も観測をされている大変歴史のある流星群です。
流星としては光が明るいものが多く、夏の時期に観測できることから、比較的観察しやすい流星群とされています。
ペルセウスといえば、見たものを石に変える能力を持つゴルゴーン三姉妹の一人、かの有名なメドゥーサの首を取ったとされるギリシャ神話の英雄です。ペルセウスが天に上って星と姿を変えたのがペルセウス座とされています。
ペルセウス座流星群はいつ観測できる?
ペルセウス座流星群は8月に活動が活発となります。
2014年はあいにく満月と重なり、空が明るかったために観測条件はあまり良くなかったようです。
今年、2015年は、8月12日~14日に見どころを迎えます。
今年は月齢が28日なので、観測条件としては悪くはありません。月明かりはさほど気にならないでしょう。
但し、活動が最も活発になる極大時刻が、日本時間では8月13日の昼間、15時頃となってしまうので、ピークの観測が不可能な点が少し残念なところです。世界的には、アメリカやカナダなどの北米地域でベストな観察が出来るようです。
観測に適した時間帯、観測ベストタイムとして注目すべきは、
● 8月12日未明
● 8月13日未明
● 8月14日未明
この3晩のどれかに観測に挑戦してみるといいでしょう。
出来れば、深夜00時過ぎが望ましいとされています。
ペルセウス座流星群の観測はどこでできる?方角、場所、など
流星の出現位置に関しては、どこからでも問題なく観測できますが、やはりできるだけ街の明かりのない空が暗く見える場所がいいでしょう。
以下にまとめました。
● 街灯りの少ない場所
● 空が広範囲に見える、視界が広く見晴らしの良い場所
● 静かで集中できる場所
ペルセウス座流星群の流星の数はどのくらい?
通常、極大では50~60程観測できるようですが、2015年は極大時刻が昼間のため、一時間に10個程度見られればよいのではないでしょうか。また、街灯りのある都会などではやはり見える流星の数は減りますので、できるだけ暗く視界の良い場所で観測するようにしましょう。
ペルセウス座流星群の観測に持っていくものは?
双眼鏡や天体望遠鏡があると本格的に観測できますが、肉眼でも十分です。
また、寝そべって観測するためにシート、敷物やマットなどがあると便利ですね。
その他、夏と言えど夜間は冷えますので、長袖の羽織物があると便利です。
それでは、今年も色んなシチュエーションでペルセウス座流星群の観測を楽しんでみてくださいね!
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