今日の地震雲いろいろ:地震雲の種類、形、原因、根拠など
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空模様

地震雲とは?
全国的に「地震雲」を見た、「これは地震雲では?」という報告が相次いでいるそうですね。
そもそも気になったんですが、「地震雲」とは。。。?
うーん、ツイッターなんかで報告されている写真を見ていると、普通にきれいな夕焼けの写真、という気もしなくともないですが・・・。
やはり地震の前兆を暗示する不吉な雲なのでしょうか?
個人的にとても気になったので、調べてみました。
まずは読み方です。
地震雲と書いて、「じしんぐも」、もしくは「じしんうん」と読みます。
WIKIPEDIAによると、地震雲(じしんぐも、じしんうん)とは、地震の前後に観測される、ある特異な形の雲のこと。宏観異常現象の一種。
地震雲の発生メカニズムを説明する学説は発表されているが、地震発生の過程と観測される雲の発生する原因との因果関係は不明であり、科学的な根拠について説明する研究もそれほど多くはない。また、地震雲か否かの識別方法に明確な基準もなく、地震予知の方法として根拠があるかも不明である。典型的な仮説としては、震源周辺から発生する電磁波が雲の生成に影響を与えるというものがある。
いうことです。
世界中で色んな研究はされているものの、確証があると断言できるものではなさそうです。
地震雲の種類いろいろ
世界各地で色んな形の地震雲が報告されているようですが、
地震雲の形はいくつかのタイプに分類できます。
以下は列記とした学術名ではありませんが、Wikipediaで確認されている呼び名です。
大きく以下のタイプに分かれるようです。
●断層型
厚い雲が空に鉛筆で線を引いたように断層状にはっきりと現れています。
●筋状・帯状
地面と平行に、一本の糸のような形で細長い形の帯状の雲が伸びています。
●洗濯板状
こちらもまた細長い形の雲ですが、何連にも連なり、まるで洗濯板のような形になっています。
●肋骨状・波紋状
名前の通り、魚の骨のような形をした地震雲です。波紋が広がっているようにも見えます。
●放射状
まるで下から上に広がる扇のように、雲がある一点から扇状に広がっています。
●弓状
弓のような形をした地震雲です。鎌のようにも見えることから、鎌状とも呼ばれるようです。
●竜巻型・螺旋状
まるで竜巻のように下から上へと突き上げるような形をした地震雲です。地面から垂直に伸びています。
●稲穂型
彗星のように尾を引く形をしています。稲穂のようでもあります。
●レンズ状
明らかに、異質な形の地震雲です。巨大レンズのように渦を描いて丸く固まっています。
6月11日、今日もツイッターなどのソーシャルメディアで日本全国様々な形の地震雲が目撃されています。
これが本当に地震の予兆なのかどうかは不確かですが、とても気になりますね。
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