格安航空会社(LCC)ピーチが羽田ー台湾線新規開設、私たちへのメリット、デメリットは?
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旅のネタ帳
日本の格安航空会社(LCC)では初の羽田乗り入れ
格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションといえば、日本は大阪に本拠地を持つ和製格安航空会社として日本国内の路線ではもう既にお馴染みですが、今回、なんと羽田空港から国際便の新路線を就航することが決定したそうです。
ピーチ・アビエーションは、ここ最近では、成田空港から3月に2路線乗り入れ済み(成田-札幌、成田-福岡)、来る8月には大阪-宮崎線、9月には沖縄-ソウル線を就航予定で、着実に精力的に路線を拡大しています。
気になるピーチ航空の羽田空港新路線は?
新たに羽田空港に新路線として加わる予定なのは、8月に就航予定の羽田-台北(台湾)線です。
滑走路に余裕がある深夜早朝発着枠(23時~066時)を利用して週5~6便運行される見通しとなっています。6月25日に時刻・タイムテーブルなどについて正式発表があるとのことです。
ピーチ航空の台湾線就航、メリット
私たち消費者のメリットはもちろん、格安航空会社(LCC)としての価格面。
さらには成田空港ではなく羽田空港に就航とのことですので、その利便性にあると言えます。深夜帯出発なら、仕事帰りに羽田から台北に飛ぶこともできてしまいます。台湾は近場の観光地として根強い人気を誇っていますが、これからさらに身近な観光地になりそうです。
また、ピーチ・アビエーションは東アジアでも人気を得ている航空会社ですので、東アジアからの観光客の数も増加し、これからさらなる外国人旅客の増加も見込めることになります。
オリンピックを前に国内の観光が盛りあがることは必須ですが、日本経済には全体的に良い影響となることが予想されます。
ピーチ航空の羽田空港新戦略、デメリット
一方、手放しでは喜べないという意見も。
羽田空港では現在深夜早朝帯に対して昼間帯(07時~22時)の枠に、格安航空会社(LCC)が入り込めていないという現実があります。
昼間帯は大手の航空会社に独占されているからです。
現在深夜帯での電車やバスの運行が行われていないため、深夜帯の就航では、羽田到着時間が深夜1時以降になった場合など、都心へのアクセス方法がタクシーしかなくなってしまい、結果的に予算が上乗せになってしまう、という現実があるようです。
また、現在羽田空港周辺には宿泊施設が少ないため、乗客の宿泊需要を収束しきれないのではないか、始発の電車やバスを待って空港に寝泊まりしなければいけない乗客が出てくるのではと懸念されています。
ピーチ航空の羽田空港乗り入れまとめ
いずれにせよ、現段階では新路線就航に関する問題はすべて解決したとは言えないのが現実ですが、これからさらに羽田空港発着の国際線が増え、格安航空会社(LCC)の発着も増便され、海外がもっと身近になるといいなと個人的には思います。
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